第2章 刀剣男子
蛍丸「ごめん…助けに来られなくて…」
泣きながら二人に縋り付く蛍丸に近づき後ろから抱きしめた。
『蛍丸…大丈夫だよ。私がすぐに二人を治してあげるから!』
蛍丸「でも……っ、主の身体…」
『まだ蛍丸しか助けてないのに神力尽きるわけないだろ!って事で、蛍丸…あっち向いててくれ』
蛍丸「え…?どうして?」
『ほら…今資材が無いから…特殊な治し方をするから…その…』
こんのすけ「でも主さま…この二人を治した途端襲い掛かってきたらどうするんですか?」
『………こ、怖いな…』
蛍丸「だから俺が主を守るよ…後ろ向いてたら咄嗟には守れないよ?俺短刀みたく機動力早くないし…」
『わ、わかった…!後ろ向かんでいい!!蛍丸はそこに居て?早く治すから!』
そう言って、二人の方を向き直りまずは赤髪ショタから治そうと唇に自分の唇を寄せた。
蛍丸「!?」
?「ん……、ん…?………んっ!?!?!?」
キス(資材が無い為最終手段治療)をしている最中に目を覚ました赤髪ショタくん。
まだ怪我が残っているのに私を押しのけて赤髪ショタが離れた。
?「なっ…な、なにやってるんだよ…!!!/////」
『え?何って…手入れだよ!』
?「はぁっ!?そんな手入れ受けたこと…っ///」
『あー、ごめんね?資材が無いから最終手段なんだよ…』
蛍丸「も、もしかして…俺の時も…?」
『うん、もちろん!私の初めてはほたるんだよ!』
蛍丸「…………//////」
あれ、蛍丸が照れてる…可愛すぎかよ。