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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第2章 刀剣男子





蛍丸「…………気のせい…?」


いきなり真顔になりながら建物の柱を見た蛍丸。


『ん?どうしたの蛍丸』


蛍丸「ううん、何でもない…」


『そう?なんかあったら言ってね?』


蛍丸「うん、もちろん」


再び蛍丸とこんのすけと屋敷を進んだ。


『なんか怪我してるのがいっぱい居そうだね』


こんのすけ「何を当たり前の事を言ってるんですか!ここはブラック本丸なのですよ!」


『わかったから騒がないでくれよ…!』


蛍丸「ん?待って…聞こえる…」


蛍丸がいきなり耳を澄ました。


『えっ、何が聞こえるの…?』


蛍丸「……!こっち来て!」


『えー!?どどどうした!?』


蛍丸がいきなり私の手を引っ張りながらどこかへ向かっていく。


蛍丸「助けてほしい人が居るんだ…」


『助けてほしい人…?』


蛍丸「俺の仲間…こっちから聞こえてくる…」


おとなしく蛍丸に着いていけば、一つの部屋の前に止まった。

すると、中から苦しそうな声が聞こえてきた。



?「………っは……」


蛍丸「………!」


その声に慌てて襖を開けた蛍丸。

そこには、赤髪のショタとメガネのイケメンが傷だらけで苦しそうに横たわっていた。


蛍丸「国行……国俊……!」


蛍丸は泣きじゃくりながら二人に駆け寄った。


こんのすけ「!あの方々は来派の方です!蛍丸様のお仲間です!」


『……………』


あまりの壮絶さに何も言葉が出てこなかった。
ここに居る皆はこんなにズタボロなのだろうか…
考えただけでゾッとしてしまった



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