第10章 新 た な 刀 の お 手 入 れ
鯰尾「あれ?主がいる」
部屋に入ってきたのは鯰尾だった
キスマークを付けた張本人
なんだか気まずいな…!
『あ、鯰尾だ。じゃあ、私はこの辺で……』
一期や鳴狐がいる前で何か言われたら…と思い、ここは逃げようと立ち上がり部屋から出ようと鯰尾の隣を通ろうとしたが、案の定捕まった
鯰尾「待って、主」
『な、なんでしょうか……』
鯰尾は私と向き合えば、乱れた巫女服を整えてくれた。
鯰尾「はい、綺麗になった。主は女の子なんだから、身嗜みはちゃんと直さないと…ね?」
『あ、ありがとう…鯰尾くん』
鯰尾「…それに俺が付けたキスマークも皆に見えちゃうから」
一期や鳴狐に聞こえないように耳元で囁いてくる鯰尾
なんだろうか、日に日に変態が増加してないか?
キスも平気でするし、平気で触るし、平気でキスマーク付けるし!
まったく、私はバカにされてんのか?
愛せれてると思いたいのは乙女心だよね…!
『っ〜〜〜〜うっさい!!!』
恥ずかしさに私は鯰尾を振り切って私は部屋を後にした
一期「鯰尾?主殿と何かあったのかい?」
鯰尾「んー、別に?何にもないよ」
鳴狐「……(絶対何かある…)」