第10章 新 た な 刀 の お 手 入 れ
『悲しんでくれるのか!それは嬉しい……あぁ、ここの本丸を担当出来てほんとに幸せ』
一期「私達も、貴女が主殿で良かったです」
鳴狐「……これからもよろしく」
『ああぁ、ありがとう!これからもよろしくね!私ももっともっと頑張るよ!』
こんないい子達を幸せにしなければ…!
あぁ、ほんとに大好きだ…心から
片想いにならないように頑張るぞ!
『じゃあ、私はそろそろ行くね?』
一期「もうですか?この後、なにか予定でも?」
『んー、今日の予定はこれで終わりかな…ノルマは達成した感じ……って、あ。』
お付の狐「どうされましたか?」
私のノルマはまだ終わってない
着替えを盗んでいった変態の正体を探さなくては…!
『あの、昨日お風呂入った時に着替え盗まれててさ…だから早く取り戻そうと思って!』
一期「おや…それは大変ですな…。私達にもお手伝い出来ることがあれば言ってくださいね、主殿」
鳴狐「……いつでも手伝うから」
『ありがとう…!ほんといい子だなぁ……キュンとした!』
一期「?…主殿の喜びが我々の幸せですからね」
うわあ、いい子過ぎて怖い
私生きてる?大丈夫?
そんな話をしていれば、部屋の襖が開いた。