第10章 新 た な 刀 の お 手 入 れ
『な、何だこれはー!!!』
鏡を見た私は絶叫した←
なんでこんな所にキスマークが!?
いつだ、いつのだ!!
私は生娘なのに……え、知らぬ間にヤっちゃった?
だれと?え?誰とヤったの私!!
鳴狐「……俺も気になってた」
一期「…なんと……。すみません、少しはだけてたので見えてしまい……。あ、主殿……いつの間に…夜伽を…?」
さっき鶴丸に胸倉掴まれた時だ……!
くっそ、あいつマジで許さんぞ!
『えっ!?し、してないよ!ここに来てから夜伽なんて一度もしてない!誰かが私を夜這いしたんじゃ………………あ、あああぁぁぁぁぁあ!!』
いたじゃないか!夜這いしてきた奴が!
鯰尾だよね?絶対あの子だよね?
何か首筋痛み走ったもんね、あの時!
一期「!?思い当たる節でも……!?」
『……いや、言わないでおくよ…』
言ったらヤバイだろ
一期の弟が夜這いしに来たよ〜なんて言えない!
一期「何かあったらすぐに言ってください、私がお覚悟しますので」
『あ、ありがとう……?』
にっこり笑いながら危ないことを言っている一期。
自分の弟をお覚悟していいのか?
大丈夫?できるのか?ほんとに?
まぁ敢えて言わないでおこう。
『あ、そういえば鳴狐の手入れだったよね?』
一期「あ、そうでした。良ければお願いできますか?」
『もちろん!任せて!』
私は鳴狐の手入れをすることになった。