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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第10章 新 た な 刀 の お 手 入 れ





その後、散々泣いた鶴丸は泣きつかれて私の上で寝てしまった。


『……お、重い………ちょ、光忠に伽羅ちゃん助けて…』


燭台切「あ、ごめん…今、鶴ちゃんを退かすから」


私の助けに光忠が鶴丸を退かし、そのまま敷いてあった布団へと寝かせた。


倶利伽羅「お前、大丈夫か?」


鶴丸に押し倒されてた私を伽羅ちゃんが抱き起してくれた

なんて優しい子…群れたくないのに平気か?←


『ありがとう伽羅ちゃん…いやぁ…刀に襲われるって怖いね』


本当に怖い…いつ斬り殺されるか…!
しかもみんな華奢に見えて力ありすぎだし!


燭台切「鶴ちゃんも重たい過去があるからね…でも、あんなに取り乱すとは思わなかったよ」


『私も予想外だった…。てか…こいつ私を生き埋めにする気だったの?ますます許さん!二度目会ったときはシカトしとこ』


倶利伽羅「さっきの会話からのシカト……女って怖いんだな…」


『私は鶴丸を恨んでるからね、いつか復讐するからね。よし、もう本当に私は行くからね?こんなところで鶴丸のお守りをしてるほど暇じゃないんだ』


光忠は私を見ながら笑った。


燭台切「ははっ、鶴ちゃんのお守りなら僕たちに任せて、主は次の仕事に行っていいよ。手入れ感謝するよ」


倶利伽羅「……手入れ助かった」


ぶっきらぼうに礼を述べてくる倶利伽羅。


『いいえ!またなんかあったら言ってね?』


そう二人に告げながら私は部屋を後にして、粟田口の部屋に向かった。


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