第85章 謎の不審者
『いやぁ、だいぶ落ち葉の山になったねぇ…』
あれから数十分落ち葉の掃き掃除をし、皆とやったから早く終わり目の前には山盛りの落ち葉が集まった。
明石「疲れましたわ…」
『お疲れ様、助かったよ?』
明石「…主が助かった言うなら、まぁ手伝った甲斐がありました」
そんな中、蛍丸は落ち葉の山の前にしゃがみこんでは何か考え事をしていた。
『ほたるん?どうしたの?』
蛍丸「…主、これなにかに活用できないかな?」
『なにかに?』
私は蛍丸に言われるがまま落ち葉を見ながら考えた。
落ち葉を活用…落ち葉…火……はっ!!!
焼き芋…!!!!!!
『これで焼き芋しよ!!!焼き芋!』
愛染「焼き芋!いいなぁ!」
明石「皆で焼き芋…ええですね」
蛍丸「主頭いい。それにしよ」
はぁ、ほたるんに褒められちゃった…幸せ!
そうと決まれば芋の調達をしないと…本丸に芋なんてあったかなぁ…買ってない気はする…
『焼き芋にすると決まれば芋が必要だよね?私光忠に聞いてくるね?』
蛍丸「うん。俺たちは落ち葉が飛ばないように見張っておくから」
『ありがとうほたるん〜!すぐに行ってくるから待っててねっ』
そう伝えれば私はさつまいもを探しに台所へと向かった。