第84章 本丸の買い出し
『見て見て、大般若と静形!ペット用のアクセサリーまで売ってるよ!』
静形「すごいな。でも本丸にペットなんて…」
『いるよ?こんのすけ!』
大般若「あれはペットって言うのか…?」
『ペットだと思ってるからそれでいいの!何かお土産に買っていってあげようかなぁ』
こんのすけに似合うようなアクセサリーを探す。
すると綺麗な黄色に近いオレンジのアクセサリーを見つけて思わず手に取った。
『これとか可愛い!…どうかな?』
二人の意見も聞きたくて、そのアクセサリーを二人に見せる
すると二人はアクセサリーを見ながら微笑んだ
大般若「いいと思うよ」
静形「色も合ってると思う」
『んじゃあコレに決まり!』
二人もいいのではと言ってくれた為、私はこんのすけへのお土産を即決した。
会計を済ませれば、アクセサリー屋さんを後にした。
『いいもの買えちゃった〜、二人は何か欲しいものとかないの?』
大般若「特にはないな…」
静形「俺も特には…」
『そっか、じゃあ頼まれた買い出ししてこよっか』
二人は欲しいものがないと言うので、私はメモを取り出し買い出しをしようと提案すれば二人は否定することなく頷いてくれた。
メモを見つつ歩いていれば、居なかった浦島と南泉も戻ってきた。
浦島「いたいた!もーどこいってたんだよー!」
南泉「ずっと探しちまった…」
『……いや、こっちのセリフですけど!?』
何で私たちが迷子みたいな扱いになってる?
君たちが勝手にいなくなったんでしょうが…!!!
まぁ合流出来たから良しとするか…
『まぁいいや、二人も買い物手伝ってね』
浦島・南泉「おー!」
?「アレが本丸の……へぇ……」