第84章 本丸の買い出し
賑わっている町を大般若と静形と一緒に見て回る。
浦島と南泉はどこまで行っちゃったんだろう…
元気だな〜…なんて思いながら周りを見ていれば、可愛いアクセサリーの様な物が売ってる店を見つけた。
『可愛いアクセサリー売ってる!ちょっとそこ寄ってもいい?』
大般若「あぁ、もちろんいいよ」
二人に一声かければ私はアクセサリーショップに立ち寄った。
最近こうゆうアクセサリーも見ることなかったなぁ…
久しぶりにこんな可愛いアクセサリー見た…!
沢山並んでいるアクセサリーに目を輝かせていれば、静形が少しだけ近寄ってきた。
静形「…やっぱり主もこうゆうのが好きなのか…?」
『まぁ、やっぱりキラキラした物には目がいっちゃうよね〜』
大般若「なら、お土産に買っていったらどうかな?」
『いいかも!どれにしよっかな〜』
大般若の言葉に、たまには自分へのご褒美として買ってもいいかも!と思い色々見ていれば、綺麗な水色のブレスレットを見つけた。
『これ綺麗…』
店主「それ綺麗だろ?なかなか仕入れが難しい一点物なんだよ」
『えっ、そうなんですか…!?いいなぁ…これ』
欲しいなと思い値段を見れば、私は目を点にした。
あれ、私の知ってるアクセサリーの値段じゃないんだけど…!?
私はてっきり2.3000円かと思ってたけど…丸がひとつ多かったみたい…。
そんなに持ち合わせないし、今回は諦めよう…
そう思って手に取ったブレスレットを戻した。
大般若「いいのかい?」
『あ、うん…今回は辞めとこうかな…』
お金貯めたらまた買いにこようっと。
そう思いブレスレットを横目に通り過ぎれば、ペット用のアクセサリーまで売っていた。