第83章 荒れる本丸
薬研「そうだな…大将を1日独り占めできる権利とか、好きな時にヤれる権利とか…な?」
『………………え?』
このショタっ子何言ってるのかな
ショタとは思えない発言だよ、特に後半。
『薬研???それはアレだよ?ね??』
一期「アレとは?」
『いや、だから…なんてゆうか…!ショタっ子らしからぬ発言ってゆうか…!』
薬研「俺は大将より大人だけどな」
一期「そうですね、一応この身なりでも刀なので」
『それにしてもだよ!?分かった…今度膝枕してあげるから許してください…』
ヤるとかそうゆうのは約束できないけど、膝枕くらいならいつでもできるからそれで許してもらおう…うん。
薬研「膝枕か…まぁ悪くは無いな」
一期「よかったね、薬研」
薬研「まぁ膝枕だけじゃ済まないかもだけどな」
聞こえるか聞こえないかくらいの音量で話す薬研に私は耳を傾ける
『え?今なんて?』
薬研「いや、なんでもない。じゃ、楽しみにしてるぜ、大将」
含み笑いをしながら耳元でねっとりと話す薬研に慌てて距離をとる
『ちょ、近いって…!お、覚えてたらね…』
膝枕くらい普通にしてあげられるけど、薬研の場合油断ならないから気をつけないと…
そんな事を思っていれば、覚えていたら膝枕すると口に出してしまった
すると薬研はニヤッと笑いながら私の顔を覗く
薬研「忘れたら膝枕だけじゃ済まさないからな?」
『わ、分かりました!覚えておきます!絶対!』
一期「私との時間も作っていただけると嬉しいです」
『分かった、作る…作るから許して』
何故か色々要求される羽目になってしまった…
やっぱりお酒を飲むのは今後やめた方が良さそうだな…