第10章 新 た な 刀 の お 手 入 れ
鶴丸「……………」
2人の話を聞いて、再びこちらに向き直り頭の先から足の爪先まで…まるで品定めされている気分だ。
『な、なんですか…』
鶴丸「キミが新しい審神者なのか?」
『え?どうゆう意味?』
鶴丸「…いや、随分と色気のない女だなと思ってな」
意地悪そうな笑みを浮かべながら、人をバカにしたような口調で言ってくる鶴丸。
くっそ……なんだこいつーーー!!
腹立つ…本気でムカつく!!
色気くらいあるわ!
歌仙なんて私の背中見ただけで赤面してくれたからね!あの子はいい子だからね!!
『色気くらいありますー!色気については歌仙に聞いて、ほんと私色気あるから』
鶴丸「けど、俺のタイプじゃないなぁ」
『お前のタイプなんて聞いてない』
そんななまえと鶴丸のやり取りに燭台切が口を挟んだ。
燭台切「まぁまぁ、落ち着いて。2人、意外といいコンビかもね」
倶利伽羅「喧嘩するほど仲がいい…こうゆうことか」
え?何を言ってるのかね?
仲良くするつもりもございません!
『私はこの鶴丸って奴は苦手なので、仲良くするつもりもないです』
鶴丸「俺だってごめんだ」
私と鶴丸の間には火花が走っている。
それを見た光忠と伽羅ちゃんは苦笑いをすることしかできなかった。