第10章 新 た な 刀 の お 手 入 れ
?「あー、いい湯だった!光坊も伽羅坊もどうだ?」
そんな事を呟きながら部屋の中に入ってきた白い奴。
もっとも私が復讐したい相手だ(真顔)
『さっきはどーも』
?「あぁ、キミか」
私の姿を見ればあからさまに嫌そうな顔をする白い奴。
私だって好きじゃないわ、お前なんか…!
そんな事を思いながら睨みつけていると、白い鶴丸とやらがすぐに私から目線を離し光忠と伽羅ちゃんを見た。
?「久しぶりに入った風呂だから温まったし、沁みたぞ?」
燭台切「良かったね、鶴ちゃん。僕と伽羅ちゃんも後で入りに行ってくるよ」
倶利伽羅「そうだな…たまにはいいだろ」
?「それで?そこのキミは何の用だ?」
『え?私は大好きな伽羅ちゃんと大好きな光忠のお手入れに来ただけですが…なにか?』
感じ悪いなぁ…最初は色々警戒してたけど、ここ最近皆いい子過ぎてそっちの耐性がついちゃったみたいだ…
でも、この鶴丸って奴が基礎だよね
忘れかけてるけど、ここ元々ブラック本丸だし!
?「手入れ?光坊、どうゆうことだ?」
燭台切「ごめんね鶴ちゃん。僕…主さんと仲良くなったんだ」
倶利伽羅「……俺は光忠に紹介されて今日初めて会った」
どうやら鶴丸って奴は、光忠が私と仲良くなったことを知らなかったらしい。
って…この3人は仲良しコンビなのか?