第82章 温泉旅行
『わ〜、お布団ふかふか!』
長谷部「そうですね、流石評判がいいだけありますね」
あれから長谷部と色々他愛のない話をした後、部屋に布団を敷いた
とてもふかふかでふわふわな布団に私は感動している!
こんなにふわふわな布団初めてかもしれない
本丸の布団もそろそろ干さないとなぁ…
いつも光忠にやらせっきりだから自分でもやらないと…
『長谷部、旅行終わったら皆で布団を干そう?』
長谷部「どうしたんです?いきなり…」
『いやぁ、こんなふわふわな布団に皆も寝かせてあげたいなって思ってさ!最近バタバタ忙しくて布団干せてなかったし』
長谷部「まぁ、それはそうですが…って、主は本丸の話ばっかりですね」
そう言って私の頬を撫でる長谷部
『あー、ごめんね…?つい』
長谷部「今は俺だけの主でいてください」
頬から手が離れたかと思えばそのまま身体を抱きしめられる
長谷部の体温がとても心地がいい…
ドキドキするけどどこかほっとする
『長谷部…あったかい…』
長谷部「主も暖かいですよ?」
『まぁお風呂も入ったし…ね?』
私からも長谷部をぎゅっと抱きしめる
今は長谷部と居るんだから、少しは本丸の事は忘れさせてもらおう
今日は長谷部に時間を使ってあげなくちゃ
長谷部「主…すみません。そんなにくっつかれると…いくら俺でも我慢できなくなりますよ?」
『え"???』
理不尽の、極み!!!!!
あんたから抱きついてきたんでしょうが!!!
それなのになんで私からくっついた…みたいな雰囲気なの?
おかしいよね?非常におかしいよね???