第82章 温泉旅行
あれから私達は部屋に戻ってきた
ここの旅館は大浴場もあり、部屋に備え付けの露天風呂もあるらしい
長谷部と入るならやっぱり部屋の露天風呂だよね?
そう思いながら着替えをカバンから出していく
ー 長谷部side ー
今から俺は主と温泉に入る
主が誘ってくれたのはいいが…やはり緊張する
緊張なんて男のくせに恥ずかしいが…大好きな主と風呂に入るなんてやはり緊張する
しかも二人きりだぞ!?この状況に緊張するなって言う方が無理だろ…
けど滅多にないチャンス…きっともう二度と来ないこのチャンスをものにしなくては…!
『露天風呂楽しみだな〜』
主は主で全然緊張してない…
俺の事を男だと思ってないのか?
それはそれでショックだが………
『ここの露天風呂景色見えるかな?』
長谷部「空くらいは見えるんじゃないですかね」
『まだ明るいし天気もいいから青空が見えるね!』
長谷部「ええ、そうですね」
なんなんだ、このリラックスモードは…!
緊張してるのは俺だけか…主も最初はまだ恥じらいがあったものの…男だらけの本丸に揉まれたせいか耐久がついたのか?
そんなこんな色々考えながら俺は主と共に露天風呂へと入っていった