第82章 温泉旅行
加州「皆には内緒で出発しないとね」
大和守「うん、絶対に止められるし」
加州、大和守、千子、鯰尾、骨喰の5人で長谷部達を尾行する事に決まった
荷物を纏め他の刀剣にバレないように玄関に向かったが、ある刀剣に声をかけられた
不動「お前ら、どこ行くつもりだぁ?」
鯰尾「不動!?」
不動「まさか、主のとこに行くつもりじゃないだろうな」
千子「あぁ、一瞬でバレましたね」
大和守「不動…この事は皆には内緒に…」
不動「俺も行く」
全員「え?」
不動「お前らばっかりずりーし」
加州「まぁ、そうゆうことならいいけど。じゃ、一緒に行こっか」
こうして、不動を入れた6人で旅館に向かうことになった
ー 一方その頃 ー
『わぁ、庭まで広いし綺麗…!池に鯉まで泳いでる!ほら見て長谷部、金色の鯉!』
長谷部「ちゃんと見えてますよ。そんなにはしゃいで池に落ちないでくださいよ?」
『池に落ちるなんてアホなことするわけないじゃん?長谷部ってば心配し過ぎ!』
長谷部「いえ、主なら有り得るかと…」
『ひっど!まぁいいけど…』
確かにはしゃぎ過ぎて落ちる可能性もあるから一言に否定は出来ないけど……
そんなことを考えながら少し離れた場所に目をやれば足湯のような場所が目に入った
『あ、長谷部!あっちに足湯があるよ、行ってみない?』
長谷部「足湯ですか?ぜひ行きましょう」
私達はこうして足湯へと向かった