第82章 温泉旅行
加州「確か…ここの旅館だったよね?」
鯰尾「んー、多分そうだと思います!」
骨喰「多分……」
尾行組は主が居るであろう旅館に辿り着いた
不動「来たわいいけど、部屋に空きがなかったら終わりじゃねぇ?」
大和守「えー、空きくらいあるでしょ、多分」
千子「多分が多いデスね…」
加州「とりあえず入ってみよっか」
主がいると信じて尾行組は旅館へと入っていった
ー 数十分後 ー
大和守「…なんで満室なの」
不動「嫌な予感的中かよ……」
旅館に入り受付をしたものの、部屋の空きがなく満室だという旅館
その事実に一行はガクッと肩落とした
千子「ここまで来たものの、部屋がないなら帰るしかないデスね…」
骨喰「残念だ…」
加州「しかたないよね…はぁ…って…あっ、あれ見て」
加州はハッとしたように声を出せば、目線の先には足湯に浸かっているなまえと長谷部の姿があった
『はぁ、気持ちいね〜…』
そこには気持ち良さげにまったりしてるなまえ
その姿に皆羨ましそうに旅館の外から見ていた
大和守「長谷部ずるすぎ…!」
鯰尾「俺だって主と足湯したいのに…!」
不動「長谷部ぜってー許さねぇ」
千子「主の為ならワタシもひと肌ふた肌脱ぎまショウ」
加州「いや、脱がなくていいから…!」
そんな騒がしい声が聞こえたのか長谷部は声のする方へ視線をやった