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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第80章 おかえりなさい





あれから私は粟田口の部屋の前に来た

はぁ…なんかすごく緊張するな…
久しぶりに会うし?どんな顔しよう…

そう思いながら、私はバッと部屋の襖を開けた


『皆…!遊ぼう…!!!』


すると、部屋にいた短刀達は顔を青くしてフリーズしてしまった


…………え?何この雰囲気……
皆変な顔してどうしたの?

不思議に思いながら皆の顔を見ていれば、乱ちゃんが私の目の前に来た


乱「今は遊べない…!部屋に入ってこないで…!」


『えっ…?』


え?えええ!?なんで!?
やっぱり私のこと恨んでるの…?
主悲しい……心に傷が……っ


平野「すみません…主様」


そう言って、私を廊下まで追いやれば平野はすぐに襖を閉じた


『……………………』


え…まじで?なんで…?
皆冷たくない?なんでなの?
短刀ちゃん達に冷たくされたの初めてすぎて…悲しくなる……

いつもなら歓迎してくれる皆が、今日は部屋にさえ入れてくれなかった
その悲しみからか自然に涙が溢れてしまった


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