第79章 審神者復帰
『とりあえず、長谷部は離れてまじで』
長谷部「主…!一生離しません…!死ぬ時も一緒ですからね、主…」
待って待って待ってまじで狂気
ヤンデレなの?ん?審神者愛が強すぎない?
やりすぎ注意だからね?ほんと!!!
それ以上ヤンデレ悪化したら手に負えないからほんとやめて?
とりあえず私は長谷部を引き剥がせば立ち上がり、うーんっと伸びをした
はぁ…身体が鈍ったな……
これは短刀ちゃん達と遊ばないと…
『さーてと、私は久しぶりに短刀ちゃん達と遊んでくるね?』
長谷部「病み上がりなのに大丈夫ですか…!?」
『うん、大丈夫!寝てばっかりだと身体が鈍っちゃってさ…』
静形「確かにそうだな。少し本丸内を散歩するだけでもいいかもしれない」
『うん!ちょっとだけ出てくるね?』
そう言って私は部屋を後にした
長谷部「主…心配だ…」
静形「大丈夫だろう。本丸内なら刀剣達もいるし、体調悪くなれば誰かか気が付くはずだ」
長谷部「それなら安心だが…」
どこまでも心配性な長谷部だった
ー 一方その頃 ー
『んー、今日は天気がいいなぁ』
部屋から出て縁側から外の景色を見ていれば、歌仙が干したであろう真っ白な洗濯物が心地よくなびいていた
本当に本丸に帰ってこれたんだなぁ…私
そんなことを考えながら外の空気を目一杯吸った
『よし、短刀ちゃん達に会いに行こうっと』
気持ちを切り替えて笑顔に戻れば私は短刀ちゃんが集まっているであろう粟田口の部屋へと向かった