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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第78章 審神者の危機





私が縁側の下に隠れていれば、いきなりこんのすけが現れた


こんのすけ「主様!」


『こんのすけ…!ちょ、静かにして!』


こんのすけ「え?どうかなされました?」


『今私の生命の危機だから!』


こんのすけ「えっと、どうゆうことです?」


『刀剣達が私を見つけ出して吊るし上げるつもりなの…だから生命をかけた鬼ごっこ中なの…!』


こんのすけ「そんなわけ…。主様、刀剣達に怯え過ぎでは?恩人を殺すような刀剣なんていないと思いますよ?」


『そ、それはそうだけど…』


こんのすけ「何かあった場合、こんのすけが手当しますので!ささ、こんのすけも一緒にいますので早く広間に行きましょう!」


待てコラァァァァァ!
それ殺られる前提で話してるよね!?
怖い怖い怖い怖い!!!
殺られると分かっていながらひょっこり顔なんて出さないっての!!


そんなことを思っていれば、庭から声が聞こえてきた


乱「たいへーん!小夜が穴に落ちちゃった!」


厚「早く助けねぇと…!」


ん?なんか庭が騒がしい…何事?
そう思いながら、私はこっそり庭へと近寄った
すると、大きな穴を覗いてる短刀の姿が見えた


穴に誰か落ちたってこと…?
いーや、これは罠だよね?
馬鹿な私にもわかるよ?
だって乱ちゃんと厚くんめっちゃ棒読みだし
お前ら下手か…!!!


これはいかない方がいいな…危ない


『こんのすけ…本丸の様子見てきてくれない?』


こんのすけ「え?あ、まぁ…いいですが…」


『私隠れるから、頼んだ』


そう言い残し私はこんのすけと別れた



こんのすけ「主様…逃げることが無駄な足掻きだと気付きましょうよ…」


そんなこんのすけの声は誰にも届かなかった


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