第9章 今日も大忙し
~ 一方その頃 ~
三日月「おぉ、鶴。今から風呂に入ろうと思うのだが、一緒にどうだ?」
鶴丸「おぉ!風呂か!久しぶりだなぁ、もちろん一緒にいくぜ!」
鶯丸「三日月、俺も一緒にいいか?」
三日月「もちろんだ。多いほうが賑やかでよい」
そうして風呂に向かった三人であった。
小夜「白い人って、鶴丸さん…かも」
『鶴丸って言うの?ほう、覚えておこう』
小夜「それで…ここからどうやって出る?」
『そうだった!んー、そうだなぁ…あ、私の事を台にしていいから小夜ちゃんだけ先に穴から出て助け呼んできてくれる?』
それが一番いい考えだと思う!
私、天才か!!!
小夜「主がいいなら…僕が先に出て助け呼んでくるよ」
『ありがとう小夜ちゃん!お願いね?』
そして私は小夜ちゃんを穴から先に出した。
『ふぅ…小夜ちゃんなら信用出来る』
絶対に、「わーい!怪我も治ったし、嫌いな人間は穴の中にいるから都合がいいや、このまま穴に埋めちゃおうぜ」的な子ではない!!!
小夜ちゃんはそんな子じゃないって信じてる!!!
私はその場でおとなしく待つことにした。