• テキストサイズ

【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第74章 これからの事





『よし!じゃあ…顕現するね!』


私は蛍丸に言われた通り顕現する事に決めた
手に持っていた刀を畳の上に置けば、私は念力を送るように手をかざし、神力を刀へと注ぎ込んだ




………………………………………あれ?


神力を注いでから数分、畳の上に置いた刀に何の変化も起こらない

あれ……こんなに顕現するのに時間かかったっけ?
おっかしいなぁ……


蛍丸「何も起きないね?」


『そうだね…?なんでだろ...顕現の仕方はあってると思うんだけどなぁ…』


蛍丸「…主、もしかして神力失った…?」


『え…?』


どうゆう事だ…?
私が神力を失ったとな?
そんなことがあるのかね…
いや、…本丸も取られたわけだし?
神力失ってもおかしくないか…


『ほたるん、私まじで神力失ったかもしれない』


蛍丸「んー…じゃあ本当に神力を失ったか試してみる?」


『試すって…どうやって?』


すると蛍丸は私にグイッと近付き顔を寄せてきたかと思えば、唇にちゅっとキスをした


『ん…!?』


蛍丸「んー……」


軽いキスかと思えば、ずっと唇を押し付けたまま離さない蛍丸

ちょっと待ってくれ…!
やばいやばいやばいやばい…
このいけないことをしている感じ…!!!
こんなとこ誰かに見られたら一生牢屋だよ…!


いけないことをしている感覚にドキドキしながらも、私は目を閉じた
そして暫くすると唇がそっと離れた


蛍丸「……あ、治った」


『へ?』


蛍丸「ほら、さっきの傷」


蛍丸が指差す腕を見れば、先程前任に付けられた傷が綺麗に完治していた


『おお!治ってる!ってことは?私の神力もまだまだ生きてるってことだよね?』


蛍丸「まぁそうゆうことになるよね」


『じゃあなぜこの刀は顕現しないんだろう…』


神力がなくなった訳でもないし未だ現在…
なのにどうして顕現されないんだろうか…

私と蛍丸は、んーっと頭を抱えたのだった



/ 1220ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp