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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第74章 これからの事





蛍丸「主、その刀は?」


蛍丸の言葉に私は自分の手元を見た

鯰尾に殺られそうになったり、一期に殺られそうになったり、三日月に殺られそうになったり、前任に殺られそうになったりしてたせいで忘れてたけど、この短刀は一体何の刀なのだろうか?
もしかしてこの刀も刀剣男士だったり?


『身の危険を感じてたから忘れてたけど、この刀ね、朝起きたら枕元に置いてあったの。でもこの刀のお陰で命拾いしたよ…感謝だ…』


蛍丸「確かにね。この刀がいなかったら三日月に斬られてたかもね。それで、その刀は顕現しないの?」


『顕現するのかな?やってみようか?』


蛍丸「俺は主と二人きりでもいいけど…」


…何言ってるのこの子…可愛すぎる…
そんなことを思いながら蛍丸をガン見していれば、蛍丸はキョトンとしたような表情で首を傾げた


蛍丸「主?」


『え、あ、うん!あまりにも蛍丸が可愛すぎてついフリーズしちゃった!』


蛍丸「心配するからやめて…」


『ごめんごめん!まぁほたるんが嫌なら今は顕現しないけどどうする?ほたるんが決めていいよ!』


その言葉に蛍丸はうーんと顎に手を当てて考えた
その姿すら可愛くて愛おしく思えた


蛍丸「本当は主と二人がいいけど、人数多い方が主も不安にならないだろうから顕現しよ?」


『ほたるん…』


なんていい子なんだほたるん…!!!
こんないい子が初期刀なんて私は幸せ者だよ…


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