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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第71章 はろうぃん





あれから私は、刀剣達にお菓子を配り次の刀剣達の所へと向かっていた


『あれ、もうこんな時間…あっという間だなぁ』


少しだけ日が暮れてきた空を見ながら私は縁側を歩いた

あ、そういえばあれから和泉守に会ってなかったっけ……
そう思いながらカゴに余ってるお菓子を眺め、私は小さなため息をついた


『よし、とりあえず和泉守にお菓子渡しに行こう…………って、ぎゃああぁぁぁあ!』


和泉守にお菓子を渡す為に歩きだそうとすれば、いきなり白いものが上から降ってきて悲鳴を上げてしまった


鶴丸「お、いい驚きだな!」


『ちょ、鶴丸!?なんで上からっ……!』


鶴丸「ずっと部屋に居てもなかなか主が来ないから俺から来たんだ。って、俺が渡した衣装着てくれたのか!」


鶴丸は目をキラキラさせながら私の服を見てきた

そんなに嬉しいのか、鶴丸……
目キラキラさせてちょっと可愛いかも……

そう思いながら鶴丸を見ていれば、いきなり鶴丸にぎゅっと抱きしめられた


鶴丸「主、似合ってる……すごく可愛いな……」


『えっ、本当に?』


鶴丸「あぁ、可愛い……ってことで持ち帰らせてもらうぜ?」


『は?』


鶴丸「ちゃんと捕まってろよ?」


鶴丸はその言葉と共に私をひょいっと担げば、どこかへ向かって走り出した


『えっ、ちょ、ちょっと!?鶴丸ぅぅぅう!?』


待って待って待って!
私は今から和泉守の所に行くんだよー!
そんな心の声など届かず、鶴丸に連れられるままになってしまった私だった


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