• テキストサイズ

【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第70章 新しい刀たち





『はぁ、やっと帰宅〜』


そう言葉を零しながら、本丸の玄関まで来れば中からバタバタと足音が聞こえてきた

……この足音は、もしかして新しい刀剣男士!?
まさか切りつけに来るわけじゃないよね?
旅行帰りで気を抜いてる審神者を殺しちまおうぜ!みたいなノリじゃないよね?
ま、まさかね?そんなわけないよね…!


そう思って玄関で止まっていれば、皆は気にすることなく本丸の中へと足を進めた


岩融「そうビビることは無い!何かあれば、俺達が主を守ろう!」


今剣「そうですよ!ずっとまもってあげますからね!」


そんな二人に続いて他の刀剣男士も本丸の奥へと入っていってしまった

いや、守るなら私の傍にいろよお前ら……!
言葉と行動が矛盾してるから!!


皆が本丸に入る中、私は皆の行動に不満を覚えていれば腰の辺りをつんつんとつつかれた
私はハッとしながらそちらを向いた
すると、包丁がこちらを見上げていた


包丁「主は入らないの?」


『あ、入る入る!包丁一緒に入ろう?』


後藤「大将、ビビりすぎだろ」


『だ、だって……!』


ビビるだろう……!
こうしてる間にも遠くの方からバタバタと足音が近付いてくるんだから!
本丸に入っていった刀剣達は耳が悪いのかな!?
足音するのに平気で入っていったけど!?


薬研「大将、大丈夫だ。新刀剣男士って言うくらいだから審神者に恨みはないだろう……多分」


『今多分って言った?言ったよね!?やめてよ、さらに不安になるから……!』


薬研「悪い悪い」


そんなやり取りをしていれば、遂に足音の本人達が目の前に現れた


/ 1220ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp