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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第69章 こんな朝は初めて





『新しい刀の中に私の大好きな短刀が居るんだって…!だから今日は速攻で帰らせてもらいたいんだけど…!』


その言葉に皆顔を見合わせた
そして不満そうな顔をした刀剣達が思い思いに口を開いた


浦島「正直、新しい刀剣とかどうでもいいんだよねー」


蜂須賀「確かにな。今でさえ刀剣が多くて主を独り占め出来ないっていうのに、まだ増えるのかい?」


長谷部「そうですよ!俺だけで充分です!」


亀甲「フフフ、ご主人様にはぼくだけで充分だよ。さ、今からでもぼくと二人きりに……」


宗三「そうはさせませんよ…主は僕と」


『えっ……宗三ってそんなこという子だった?』


宗三と言えば何かと私のことをディスってくる子だったはずなのに…なぜかデレが発動している……!?
なにこれ、美味しい……宗三…もっとデレてくれえええ!!!

そう思いながら宗三を見ていれば、宗三はそっと目を逸らしてしまった


宗三「……僕はなにも…」


『いやいや、さっき主とって言ってたよね?私と何?何するの?』


宗三「わ、忘れてください……」


忘れられるわけねぇだろ…!!!
普段言わない子が言うってすごく脳に焼き付くし!


『忘れない、一生』


宗三「なっ……」


少し恥ずかしそうに頬を赤らめる宗三
普段腹立つこともあるけど、顔赤くして可愛いな宗三……
すると、いきなり誰かが腰周りに抱きついてきた


小夜「……兄様に主は渡さない…」


腰に抱きついてきたのは小夜ちゃんだった

って……何そのセリフ……!!!
可愛いすぎるっ……!!!
皆最近独占欲強くない?
主すごく嬉しいんだけど……!!!!


『小夜ちゃん…大丈夫だよ?私は小夜ちゃんのものだから』


私は可愛い小夜ちゃんをぎゅっと抱きしめた
するとそれを見ていた他の短刀達もわらわらと近寄ってきた


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