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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第69章 こんな朝は初めて





『…堀川?…んっ…!?』


私は堀川が気になりゆっくり振り返れば堀川はリップ音を立て軽くキスをしてきた


堀川「……嫉妬しちゃうな」


『へ?』


堀川「僕だって主さんと寝たいのに…」


そう言って、堀川は私の肩を掴めば和泉守が寝ている布団へと押し倒してきた


『えっ…ちょっ、堀川…!?』


その声に、堀川は私の唇に人差し指を当てた


堀川「もう、静かにしないと兼さんが起きちゃうでしょ?」


堀川は優しく笑えば、再びちゅっと唇に口付ければそのまま首筋に吸い付いてきた


『んっ、堀川だめっ…変な気分になるっ……』


堀川「ん…なら、ここでしちゃいます?兼さんがいつ起きるかわからないこの状況…ゾクゾクしません?」


そう囁きながら、堀川は私の服に手を入れ腹部に触れてくる
そのもどかしい手の感覚に耐えるように目を閉じた


堀川「主さん、ちゃんと僕を見てよ」


『堀川っ……』


私は言われた通り堀川の顔を見れば、堀川は満足そうに微笑んだ


堀川「いい子だね、主さっ……うあっ!」


『へ?』


今まで私の上に跨っていた堀川がいきなり視界から消えて私は間抜けな声を出してしまった
そして、堀川を探すようにキョロキョロすれば、和泉守が堀川を抱きしめながら眠っている姿が目に入った


『…………え?ちょ、何!?』


なんで堀川が和泉守に抱きしめられてるの…
そう思いながら二人を見ていれば堀川は和泉守の胸を押した


堀川「ちょっと、兼さん!?」


和泉守「んん…主……少しくらいいいだろ……」


堀川「いや、僕主さんじゃないから!」


どうやら寝ぼけてる和泉守は、堀川を私だと思って抱きしめているらしい
いや、抱きしめた心地で気付けよ…!!!


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