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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第69章 こんな朝は初めて





『ん…』


部屋の窓から差し込む光に私はゆっくりと目を覚ました
そしてゆっくり目を開ければ目の前には和泉守がスヤスヤと眠っていた

……そうだ…、私昨日、和泉守と………
そう思えば顔が火照ってしまう
それを振り払うように首を振った

そして、誰が来るかわからないこの状況に私は自分の身体を見た
すると既に服が着せられていて、和泉守が着せておいてくれたのだと思った


『良かった……これなら誰が来ても怪しまれない…』


そう思って胸を撫で下ろしていれば、いきなり部屋の扉がガラッと開いた


堀川「兼さん、朝だよ…って…主さん?」


『ほ、堀川……!?』


部屋に来たのは堀川だった
そんな堀川の姿に私はバッと身体を起こした


堀川「主さん、兼さんと寝てたの?」


寝たってどうゆう意味!?
性的な意味?それとも普通に寝たって意味?
わっかんないよおおお!!
もっと詳しく質問してよ堀川!!


『えっ!?あ、いや……その!昨日酔った和泉守を部屋まで連れて来たんだけど、そのまま寝ちゃって…!』


堀川「そうなの?」


堀川は私の焦りを怪しむように見てくる
その目線に耐えきれず、私は堀川に背中を向けた

な、なんだろう……この感じ……
気まずいし、この罪悪感はなに!?


すると背を向けた私の背中に堀川は包み込むように抱きしめてきた


『ふぇ……!?』


堀川「主さん」


『な、ななな何かな!?』


堀川「兼さんに、なにかされなかった?」


『いやっ、別に何も……!』


堀川「…そっか。それなら…良かった」


私の言葉に堀川は安心したように私の肩に顔を埋めながら抱きしめる力を強めた


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