第68章 たまには酔い潰れるまで
『はぁっ...はぁ……』
和泉守「大丈夫か…?」
『ん...大丈夫...』
ぐったりした私を和泉守は優しく包み込む様に抱きしめてくれる
そんな和泉守を私も優しく抱き締め返した
『和泉守...私の事好きなの?』
和泉守「そりゃ当たり前だろ」
恥ずかしげもなく微笑みながらそう伝えてくれる和泉守
普段はキスだけで照れて避けるくらいなのに、お酒の力とはここまでなのかと思ってしまう
『嬉しい...和泉守にそんなこと言われるなんて』
和泉守「いつでも言ってやるよ…この先もずっとな」
見つめていれば、頭をわしゃわしゃ撫でてくれる
そして再び強く抱きしめられた
和泉守「今日はずっと俺の側に居てくれよ…どこにも行かせねぇ」
『ん、行かないよ…今日はずっとそばに居るね』
こんなに甘えてくる和泉守は初めてで、私はつい甘やかしてしまう
こんなイケメンにそばに居てって言われて断る奴なんて居ないでしょ...!
皆も寝てる事だし、今日は和泉守の好きにさせてあげよう
そい思い、私は和泉守の綺麗な髪を優しく撫でた
和泉守「ん…、主…」
『なんか可愛い…』
和泉守「はっ…?可愛いくねぇだろっ…そんなこと言うとまた襲っちまうかもな」
『…いいよ?今日は和泉守の好きにして』
和泉守「…っ、ばーか…」
言葉と共に首筋に顔を埋めてくれば、和泉守はキスマークを付けてきた
その後、私達は再び交わり合った