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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第68章 たまには酔い潰れるまで





……待て待て待て待て!!!
ここは公共の場だよ?
分かってないのかな?ん?
普段はおおらかな気持ちで受け入れてるつもりだけど、こうゆう場では無理…!!!


『ちょ、鶴丸…!!』


私が鶴丸を追い払おうとすれば、鶴丸の背後に黒い笑みを浮かべた一期が立っていた


一期「鶴丸殿」


鶴丸「ん?今は取り込み中だ……あっちに行ってくれないか…」


一期に呼ばれ不機嫌そうな鶴丸
そして再び胸に顔を埋めてきた

こいつ…懲りないな……
一期怒らせると怖いんだよ?
いつもニコニコしてる子に限って怒ると怖いんだからね?
例えば光忠とかね?怖いでしょ?


一期「鶴丸殿、いい加減にしないと私が黙っていませんよ?」


ほら鶴丸離れなさいよぉぉぉぉお!
一期の顔見てよ…!目が笑ってないから!


『つ、鶴丸…一期が怒る前に離れようか…』


鶴丸「知ったことか…俺は主と楽しい時間を過ごすんだ!」


お前の楽しい時間ってやばい方の奴だよ!!!
ほんとやめてよー…私を巻き込まないでよ…
一期が限界を迎えてるよ…鶴丸見てよ…!

そんな私の声も届かず、鶴丸はずっと私にべったりしている
すると他所から見ていたのか、他の刀剣達も寄ってきた


大包平「何やってるんだ?」


鶯丸「……鶴丸、今すぐ主から離れろ」


小狐丸「離れないなら、容赦しませんよ?」


三日月「そうだな、仲間と言えど…主に手を出す奴は許さぬぞ?」


髭切「じゃあ僕も」


膝丸「あ、兄者!?」


おいおいおい……大騒ぎだよ……!
なんか皆殺気立ってるよ……!


『鶴丸、いい加減に離れないと斬り殺されるよこれ』


鶴丸「………………」


……あれ?返事がない……
どんだけ離れるの嫌なのさ…!!


『鶴丸!離れなってば……!』


私は鶴丸の肩を軽く押せば顔がちらりと見えた
すると鶴丸は目を閉じていつの間にか眠ってしまっていた

まさかの寝落ちかよ……!
鶴丸恐るべし……よくこの殺気の中で眠れたな!?
一応刀だよね?危機感持とうよ…!!!


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