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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第68章 たまには酔い潰れるまで





すると、そこに奴がやってきた


鶴丸「お、主!来てくれたのか!」


『……げっ』


鶴丸「げっ…とはなんだ!ん?石切丸は主を抱っこ中か…あ、俺も主を抱っこしたいから次貸してくれ!」


石切丸「名残惜しいけど、どうぞ」


そう言って、石切丸は私から手を離した

ちょっと待てお前ら……!!!
私はどこぞのぬいぐるみじゃないんだぞ…!!


鶴丸「よしっ!主、来い!」


胡座をかいた鶴丸は、解放された私に向かって両手を広げた


『いや、鶴丸じゃ安心して身を任せられないよ!』


鶴丸「なぜだ…!何もしないぜ?多分」


『いや、今多分って言ったよね?言ったよね!?って、そうじゃなくて!鶴丸って華奢だから…抱っこなんてしてもらったら折れそう…』


鶴丸「なーに、気にするな!俺はそんなヤワじゃないぜ?」


その細さでよくそんなことが言えるな…!!
どっからそんな言葉が出てくるんだこいつ…
そう思いながら鶴丸を見ていれば、鶴丸が手を伸ばしてきた


鶴丸「ほら、早く来い!」


『うわっ、ちょっと引っ張んないで…!』


鶴丸に強い力でぐっと引っ張られ、私は鶴丸の胸にすっぽりと収まった


鶴丸「はぁ…やっと俺のモノに」


『なってないから!えっ、なに?酔ってるの?鶴丸酔ったの?』


確かにちょっとほっぺた赤いような…
私が来る前から呑んでたみたいだし、酔っててもおかしくないよね……
そう思いながら鶴丸を見ていれば、いきなり唇へキスをされた


『……!!!』


鶴丸「ん……主、触れていいだろ?」


唇を離され見つめられれば、鶴丸は私の胸に顔を埋めてきた


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