第68章 たまには酔い潰れるまで
あれから、私達は全ての花火を終えてコテージの中に戻った
短刀ちゃん達は日中はしゃいだせいで眠いのか、一足先に部屋に戻って行ってしまった
『…ショタ達も寝たことだし、私も一緒に寝てこようかな…』
今日は朝からわちゃわちゃしてて疲れたし、今日は早めに寝よう……
そう思いながらあくびを漏らした
すると、いきなり手をぐっと引っ張られたと思えば肩を抱かれ私は驚きつつ目を向けた
日本号「どこ行くんだ?」
『……え、寝るつもりだけど…』
日本号「主、夜はこれからだろう…今から皆で呑むんだが、主もどうだ?まぁ無理にとは言わないが」
……やっぱり呑むんだね…
だよね、寝るわけないよねこの子達
まぁたまには一緒に飲むのもいいかもしれないけど、ショタとも寝たい……あぁ、こうゆう時こそ身体が二つあれば…!
でも今はやっぱりショタと寝るのが先だ!うん!
『あ、私もう眠いから今日のところは……』
言葉を言い終える前に、日本号とは別の腕に肩を抱かれた
次郎「アンタ、寝るなんて言うんじゃないだろうね?」
『……えっ』
次郎「今日こそは一緒に呑むよ!アンタとゆっくり飲める時なんて滅多にないんだからさ!ほら、こっちこっち!」
『へ!?ちょ、まだ呑むなんて言ってないってばぁ!!』
私は次郎に拉致され、飲みの場へと引きずられる
次郎ちゃん、強引すぎるよ……!
そう思いながら大人しくついていけば空いてる場所へと座らされた