第68章 たまには酔い潰れるまで
三日月「はっはっは、皆楽しそうだな」
鶯丸「そうだな」
庭が見える縁側のような窓辺に座りながら、大人組はお酒を飲んで皆の様子を伺っていた
次郎「綺麗な花火も見れて、今日も酒が進むねぇ」
太郎「お酒が進むのは毎日でしょう…」
長曽祢「まぁまぁ、いいではないか。酒がうまいのはいい事だしな」
日本号「だな。いつもは主に怒られたりするが…今日くらいは飲んでも怒られないだろう」
次郎「はいはい、新人も飲んで飲んで!」
小竜「えっ…、いやそんなには」
いつの間にか豪酒たちに捕まる小竜だった
そんな中、岩融が皆に声をかけてきた
岩融「よーし!ここからは置き型の吹き出し花火とやらでもしようではないか!」
『おっ、いいね!』
浦島「でっかい花火楽しみだなぁ!」
鳴狐「じゃあ、火…つける」
起き型の吹き出し花火を並べれば、端から順に鳴狐が火をつけてくれた
それと同時に花火が空に向かって吹き出した
乱「わぁー!綺麗…!」
陸奥守「おお!手持ち花火より迫力があるのう!」
鯰尾「綺麗だね〜…」
骨喰「あぁ」
そんなこんな、皆で花火を見ながら楽しい時間を過ごした
この夏の思い出は、この先もずっと宝物になるだろうな…なんて思いながら皆の楽しむ様子を私は目に焼き付けた