第67章 スイカ割り
大和守「主、そんなに清光が好き?」
抱きしめつつ、至近距離で見つめてくる安定
そんな安定の顔を見ながら、可愛い顔してるなぁ…なんて思ってしまう
『あ、いや、その…みんな好きだよ?』
大和守「じゃあ僕のこと好き?」
『もちろん、大好きだし大切だよ!』
大和守「………………」
…………あれ?
急に黙り込んだけど…私何か悪いこと言っちゃった…?
え、そんな悪いこと言ってないと思うんだけど…!
私は黙り込りながら少し俯く安定が心配になりながら顔を覗き込んだ
『や、安定……?』
加州「え、何……安定気持ち悪いんだけど」
清光の暴言を他所に、安定はパッと顔を上げて再び私の顔を見てきた
大和守「……主のそうゆう所が本当に大好きだよ、僕」
そう言った瞬間安定は顔を近付け私の唇へとキスをしてきた
『……!?!?』
加州「えっ……えぇ…!ちょっと、安定!!」
私にキスした安定にビックリしながらも必死に引き剥がす清光
私はいきなりの事に呆然としてしまった
加州「何してんのお前……!」
大和守「え、何って…キス」
加州「そうゆうことを聞いてるんじゃないんだってば…!」
大和守「主が可愛いからつい。本当はもっとしたいけど」
加州「ダメだから…!ほら、主だって嫌がってるじゃん…!」
そう言って二人は私の方を見て様子を伺ってくる
……安定、お前ってやつは……
ほんとに積極的だよね…まぁキスくらい可愛いもんなんだけど…って!こんなこと思ってる私って……やばくね?
キスが可愛いとかもう、汚らわしいよ私!!
『安定……』
大和守「ん?なに?もっと?しょうがないなぁ…主ってば可愛い」
いやいやいやいや、何も言ってねぇからぁぁあ!!!
頭の中お花畑なのかな?そうなのかな?
そう思いながら清光に押さえつけられてる安定を見ていれば、何処からか鶴丸がやって来た