第67章 スイカ割り
歌仙と共にスイカのある方へと来れば、もう既にみんな集まっていた
浦島「あ!あるじさん!」
蜂須賀「随分遅かったね」
歌仙「皆、主の取り合いで大変だったんだよ」
陸奥守「流石は主!モテモテやのう!」
そう言って笑いながら、陸奥守は私の肩に軽く手を置く
モテモテって……まぁこんな美男子達に好かれるとか嬉しさでしかないけど…!
そう思いながら陸奥守を見ていれば、後ろから誰かにぎゅっと包み込まれた
『!ちょ、ちょちょ……!密着し過ぎ……!』
水着だから肌の密着が激しい…!
不覚にもドキドキしちゃうからほんとに止めなさい…!
私は後ろを振り向くと千子の姿があった
千子「かわいらしいデスね…このまま持ち帰りたいくらいに」
『……可愛くないから…!気の所為、錯覚だよ』
千子「気の所為ではありませんよ、こんなに可愛いのデスから」
そう言って千子は私のお腹付近を撫でてくる
お腹触るのはやめて欲しいんだけどぉぉお!
ぷにってるから嫌なんだよ…刀剣達はみんなスタイル良いのに…私だけ……ぷにってる……
私がガクッと落ち込めば、それを見ていたまんばくんが千子を引き離した
山姥切「…早くスイカ割りするぞ」
同田貫「そうだな、早くスイカ割ってのんびり食おうぜ」
千子「しかたないデスね…今はスイカ割りで我慢しまショウか」
そう言って千子は名残惜しそうに私から離れた
『まんばくん……』
山姥切「なんだ…」
『ありがとうううう!!!助かったよ!』
私は助けて貰えたことが嬉しくて、まんばくんにぎゅっと抱きついた
すると、まんばくんは顔を赤くしながら必死に私から離れようとする
山姥切「なっ……!離れろっ……!」
『いいじゃん、ちょっとくらい!』
山姥切「そうゆう問題じゃっ……」
そんなやり取りをしていれば、浦島が割って入ってきた
浦島「もー、ずるい!あるじさん、俺にもぎゅっとして!」
そう言いながら両手を広げる浦島
可愛い…かわいすぎる……カメラに収めたいこのアングル……!!