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∞な短編集

第7章 素敵な片想い(黄色さんメイン)


亮side


好きやからこそ

あほことを言って…


好きやからこそ

あほな行動をとってしまう…




目を覚ましたあきが

暗くなった外を見つめてるんを見て


ただ

"もう少し一緒におりたい…"

そう思っただけやのに



口から出た言葉が

"泊まっていくか…?"って


そりゃあきが怒るんも

当たり前やん………?


驚いた顔をするあきに


"冗談に決まってるやろ?"

なんて笑って誤魔化してみたものの…


"一人で帰れるんで大丈夫です!"


なんて怒って部屋を出ていくあきを

ただ見てることしか出来なくて



急いで後を追いかけてみても

まともに言い訳も出来ない俺を



あきはちゃんと理解して

怒って


最後には

笑って許してくれる……



誰よりも

俺のダメなとこを知ってて


誰よりも

俺の近くにおって


俺にとって

誰よりも

大切な人………



そんな当たり前なことに

また今日も気付かされる…………
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