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∞な短編集

第7章 素敵な片想い(黄色さんメイン)


あきside

ギターのお礼に作ったやきそばを

亮ちゃんは美味しそうに口一杯に頬張る…


そんな子供みたいな亮ちゃんの

仕草や笑顔が見たくて


苦手な料理を必死に練習してることを

私の目の前で"うまい(笑)"なんて

ほっぺたを膨らませながら

笑ってる亮ちゃんは知らない(笑)



そして今…

そんな無邪気過ぎる亮ちゃんの唇に

ソースがついていることも……(笑)



何ですか…

その萌えソースは……………?



あぁ………


キスしたいな…………(涙)



その唇に触れてみたい………!!!!




でもね………?



私の目の前にいる


このセクシー垂れ流しのタレ目さんは



悲しいことに


私の彼氏ではないわけで…………





だからキスなんて


いくら触れたくてもんもんとしていても



出来るわけがない………(涙)



だからそんなもんもんさんには

そっぽを向いて



亮ちゃんの唇に手を伸ばす…………



「亮ちゃん…ここソースついてるよ(笑)?」



でも…………



私の指が亮ちゃんの唇に触れるのと同時に



亮ちゃんの手が目の前に伸びて



私の唇にふわりと触れて…………?
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