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∞な短編集

第2章 消したい恋心


めぐと二人…


ソファーに座ってテレビを見ながら

束の間のしあわせを噛み締めてると…



…ピンポーン………


玄関からインターホンの音がする


君はその音に

嬉しそうにソファーから立ち上がり


僕を振り返りもせず

玄関に走って行ってしまう…



"行かんどいて………?"

そう言えたらええのに……



嬉しそうに大倉の腕を掴み

俺のところに戻ってくる君を見る度に…



僕の心は…


薄っぺらい紙切れみたいに

ビリビリに破れてしまうんや……
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