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∞な短編集

第5章 (続)ヤキモチの先には………?


村上side

勝手に俺の腕から抜け出し

お風呂場から逃げ出したちぃを追いかけ


布団は剥ぎ取ったとたん

俺の姿を見たちぃは

"信ちゃん変態(汗)!"なんて

悲鳴に近い声を上げる(笑)


「誰が変態やねん(笑)!?

お前が逃げるから急いで追いかけた

結果や(笑)!!

それにこんなん見慣れてるやろ…?」


そう言ってちぃの隣に座り

まだ少し濡れてる髪に触れると


「見慣れない……

多分この先も見慣れることはない!」


なんて俺から顔を反らして

また布団の中に逃げ込もうとする…(笑)


そんなちぃの手を掴み

裸の胸に手をくっつけると


暖かくて小さなちぃの手の感触に


俺の心臓は"どくんどくん"と

大きな音を立てはじめる……



「分かるやろ…?

俺だって全然なれてへんて…(笑)

多分この先もずっとちぃに触れるたびに

俺はドキドキしてると思うぞ…?」


真っ赤な顔で俺の胸に触れるちぃに

笑顔でそう言うたら



「信ちゃん似合わない………(笑)」


なんて嬉しそうに笑って

俺の唇に唇を重ねた……
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