第5章 (続)ヤキモチの先には………?
抱きしめられてる腕の中
ふと我に帰ると
今私は裸で信ちゃんとお風呂に
入っていて
裸の信ちゃんに後ろから
抱きしめられている?
冷静になったとたん
この状況があまりに恥ずかしくて
耐えきれずに…
「信ちゃんごめん……(汗)!!!」
そう叫んで
背中から聞こえてくる
"待てこら…ちぃ!"なんて言う
信ちゃんの声にも振り返らず
お風呂場から逃走し
急いで服を着て
ベッドの中に逃げ込んだ……(涙)
でもそんな私を
信ちゃんが放っておいてくれる訳もなく…
部屋の扉が開く音と一緒に
頭までかぶっていた布団は
勢いよくはぎ取られ…
私の目の前には
さっきの場面を巻き戻したように
タオルを腰に巻き
仁王立ちする信ちゃんがたっていた(涙)