• テキストサイズ

∞な短編集

第5章 (続)ヤキモチの先には………?


村上side

『帰りが少し遅くなります…』


そんなメールが

俺のスマホに届いた時には

俺はすでに家に帰ってて

ちぃが帰ってくるんをテレビを見ながら

待ってた所やった…


21時を過ぎても

まだ帰って来る気配さえもない

ちぃが心配で何度か電話も

してみたものの…


ちぃが電話に出ることはなくて

いつまでも

しつこく聞こえてくるコール音

にだんだん腹が立ってくる…



うんざりしながらも

会社の前まで車を走らせ

本日7回目の電話をかけたら…


電話には出たもんの


ありえへんことに…

スマホから男の声がするやんか(笑)?


『さち……………?』


そう…


爆発しそうな怒りを必死に抑えて

名前を呼ぶと……


ちぃは消えそうな小さな声で


『ごめんなさい…………』


なんて謝ってくる……


"ごめんなさい…"で許すほど


俺は優しくはないので…(笑)


ちぃがおる場所をすぐさま聞き出し


"そこから一甫も動くなよ?"


そう念を押し


ちぃのところに車を走らせた……。
/ 71ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp