第4章 ヤキモチの先には………?
ちぃside
「おーい(笑)」
信ちゃんの肩越しに聞こえる
そんな声に…
パチリと目を開けた私の目に映ったのは
私の大好きな大好きな
裕ちゃんと丸ちゃんの顔で…
私は抱きしめていた信ちゃんの体を離し
二人に駆け寄り抱きつくと…
「お前…それいつもやめろって
言うてるやろ(汗)?」
なんて顔を赤くする裕ちゃんと…
「俺も会いたかったよ…?」
なんてしっかりと
私を抱きしめ返してくれる丸ちゃんに
「私も二人に会いたかったよ(涙)?」
そう言ったと同時に
後ろから
がっしりとした胸が私の体を包み込んで
「あなたの彼氏は誰ですか………?」
そんな少し低い声が
耳元で聞こえてくる…(汗)
「それは…信ちゃんです………」
そう小さな声で答え
ゆっくりと後ろを振り返ると…
「それを忘れたらあかんやろ(笑)?」
なんてにこりと笑う信ちゃんは
私の唇にキスを落とした………