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∞な短編集

第4章 ヤキモチの先には………?


さっきの会話から分かるように…

俺の家には


ちぃと言う名の飼い猫と

ちぃと呼ばれてる俺の彼女がおる…


外で誰かに聞かれてもバレへんように

俺の彼女の"さち"を

メンバー全員がちぃと呼ぶようになって

かれこれもう一年がたつ……(笑)


「なぁ…お前ら…?会うんは許すけど…

家には泊めへんからな?」


家につき鍵を開ける前に

ここに着くまでに

何度も確認したこの言葉を

俺の後ろでニヤニヤしとる横と丸に

投げ掛けると…


「はいはい(笑)」

なんて呆れ気味に返事が返ってくる(笑)


そんな二人に溜め息をつきながら

しぶしぶ部屋の鍵を開けると


「お帰りー!!!」


なんて明るい声とともに

俺の胸に飛び込んできたんは



俺の胸にしがみつき

ゴロゴロと喉をならす


猫のちぃで………


そんなちぃの後ろから


「今日もちぃちゃんに負けた………(涙)」


なんて悔しそうに人間のちぃが

駆け寄ってくる……(笑)



「あほかお前…(笑)

何を猫と競っとんねん(笑)」


そう言って

ちぃのおでこをぺしりと叩くと


ちぃは恥ずかしそうに

"へへ(笑)"なんて笑いながら


俺にぎゅっと抱きついてくる……(笑)


でも…………


そんな俺とちぃの

ラブラブな時間を邪魔するような


「俺らもおるよ……(笑)?」



なんて二人の声に


ちぃの体がピクリと反応したことに


俺は……

気付いてるからな?



これはまた……


ちぃの悪い病気が出てきそうやな……(汗)

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