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【アイ★チュウ】人見知り同士、仲良く恋しませんか?【男主】

第1章 第一章 はじめまして


「あ、ラビさん!」


朝陽は『ラビさん』に駆け寄り、ニッコリと笑った。

随分と親しげなんだなぁ…


「そりゃ、俺と朝陽は同じグループだからね。」

「えっ?」


まるで俺の心を読んだかのように、『ラビさん』は声をかけてきた。

そういえば、朝陽はI♡Bというグループでキーボードをしていると言っていた。
そこのグループの人か…。
雰囲気的に…ドラムか?


「よく分かったな、俺はI♡Bでドラムをしてるよ。」

「あの、さっきから何で的確に返してくるんですか。」

「そりゃ…君の声が聞こえるからね。」


はっと口を塞いだが、もちろん後の祭りである。
これも、自分の昔からの悪い癖だ。
思ったことは大抵口に出ている。

まぁ、聞こえていようと聞こえていないと、僕にとってはあまり関係の無いことだからいいけれど。


「そういえば、朝陽、どうしたんだ?この人は。」

「あ、そうでした。ラビさんに紹介しようと思ってたんです。この人は今日から3期生になった流水瑞月さんです。」


僕は、ペコッと頭を下げた。


ふと、朝陽は仲がいい人とはよく話すんだなと感じた。
まあ、それもそうか。
知らない人とはなかなか話さないだろうし。

いつか僕と朝陽は関わりもしなくなるから、関係ないだろうけど。


「…い、おーい。瑞月?大丈夫?」

「え、あ、何か?」

「良ければこの後の俺らのレッスンこないかって誘ったんだけど…どうせならいろんな人と仲良くなっておきたいだろう?」

「あ、いや、僕は別に…」

「そんなこと言わずにさ、もうみんないると思うから、おいでよ。」

「皆さんいい人たちばかりですよ。」


二人に腕を掴まれ、半強制的にレッスン室に連れていかれた。

出来れば今日のうちに校内回って、荷物整理をしたかったんだが…まあ、いいか。
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