【アイ★チュウ】人見知り同士、仲良く恋しませんか?【男主】
第1章 第一章 はじめまして
「ここです」
見た目や校内の凄さの割に意外と普通だった。
僕は扉をノックしようと前に立つと、突然扉が開いた。
「あ、朝陽君。」
「先生さん、おはようございます。」
「おはよう!?ちょっと貴方!」
突然腕を捕まれる。
私は思わず身を引いてしまった。
昔から軽度の人見知りで知らない人から突然には弱いのだ。
身を引いてしまうのも、そのせいである。
「あ、あの、先生さん、こ、困ってますよ…?」
「えっ、あ、ごめんなさい、でも心配したわ…。」
「どうかしたんですか?」
「実はこの子、今日から3期生として来た子なんだけど、なかなか来ないから…」
それは本当に申し訳ないです。
でも、昨日の深夜に言われ、理不尽に怒られたあとすぐ寝かせられたので朝準備するしかなかったのです。
昨日の突然の出来事を思い出し、はぁ、とため息をついた。
「じゃ、朝陽君、宜しくね。」
「あ、先生さん!…行っちゃった…。」
「あの、どうか?」
「君がこの学校になれるまで一緒に居るよう言われました…。」
僕のいない間にそんなお話になってたんですね…こりゃ大変だ。
「と、とりあえず、自己紹介をしましょうか。」と『朝陽君』に提案されたので、僕は縦に頷いた。
・
「じゃあ、瑞月さんはお一人で活動する予定なんですか?」
「まあ、今はそれしか方法がないと言いますかなんと言いますか…。」
「そ、そうですよね、ごめんなさい…。」
と言った感じで話しては途切れ話しては途切れを繰り返す。
歩いててわかったけど、朝陽は重度の人見知りでコミュ障だ。
そして僕も重度ではないにせよ人見知りでありコミュ障だ。
これは先が思いやられるな…
なんて考えていると、前から「朝陽?」と誰かの声がした。