【アイ★チュウ】人見知り同士、仲良く恋しませんか?【男主】
第1章 第一章 はじめまして
その後も、あれやこれやと説明してもっていたら日が姿を隠しかけていた。
「今日は、ありがとうございました…。すごく、すごく楽しかったです!」
「こちらこそ、朝陽のおかげで楽しかった。ありがとう。」
「では、そろそろお部屋に戻りましょうか…。」
部屋に連れて行ってくれるのは非常にありがたい。
なんせ、どこに自分の寮があり、どれが自分の部屋なのかわからない。
僕は朝陽を見つめ、「さあ、早く」と言わんばかりに微笑んだ。
しかしそれは朝陽も同じようで、「お部屋はどこ?」と首をかしげていた。
…これはもしかしなくとも、本日部屋に帰宅することができないのでは…?
お互いの間に、そんな空気が漂っている気がする。
「と、とりあえず俺の部屋に行きましょう!話はそこで…!!」
「ご、ごめん、そうしてくれると助かる」
とりあえず、朝陽の部屋に向かい、僕の部屋探しはその時考えることにした。
「ここが俺の部屋です。I♡Bのメンバーもこの隣に住んでいるんですよ。こっちのお隣さんはいませんけど…。」
「へぇ……?こっち人入ったみたいだけど…。」
「えっ、いつの間に…」
誰だろうと朝陽がネームプレートを見に行った。
そして、ドアの前でぷっと噴き出した。
僕も気になり見に行くと、ネームプレートには『流水瑞月』という名前。
これ、僕じゃないか。
「瑞月さん、ここだったんですね。」
「見つかってよかった」と微笑む。
ドキリと胸がなった。
ん?なんだこの感情。
流石に僕も十数年人間をやっているからわからないわけじゃない。むしろ幾度となく感じてきた。
しかし、相手が男は初めてだ。
いやわからない。朝陽がもしかしたら女かもしれない。
その可能性を捨てるわけには…
「あ、あの…俺は男ですよ…?」
デスヨネー!!!!知ってました!
なにとち狂ったことを言っているんだ僕は。
はぁ…と一つ大きなため息をした。
それを僕が気分を害したと勘違いした朝陽が涙目になりながら謝ってきた。
「あー、いや、違くて…とりあえず、お茶でも飲みながら話しません…?」
そういって朝陽を中に誘った。