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【アイ★チュウ】人見知り同士、仲良く恋しませんか?【男主】

第1章 第一章 はじめまして


「遅刻する…!!」

駅から全力疾走。寮に持っていく荷物をまとめていたらとっくのとうに電車が出ていた。
幸い、僕の実家は都心部にあるため、電車には困ったことがない。

しかし、問題はその後なのだ。

一体誰がバスが30分に1本だと思うだろうか。

エトワール・ヴォススクールは割と都心の方にあると聞いた。
ならば、バスが出ていてもおかしくないのでは…と思うが、そんなことは無かった。



そして話ははじめに戻る。



約10分走り続け、今日から通うエトワール・ヴォススクールに着いた。
近くてよかったと本当に思う。


ふらふらと軽い酸欠状態になりながら、職員室を探す。
どんと誰かにぶつかり、僕はよろけた。


「危ない!」


咄嗟に誰かが手を引っ張ってくれ、受け止めてくれた。


「あ、ごめんなさい…」

「こ、こちらこそ…だ、大丈夫ですか?怪我とか無いですか…?」


優しい声が頭上から降ってくる。まさに天使の声。
顔を見上げると、日本人に似た、しかしどことなく違う顔の青年が心配そうに僕を見ていた。

「大丈夫です…」と離れようとすると、全身の力がふっと抜ける感覚がわかった。

再び抱きしめられ、「大丈夫じゃ、ないですよね…?」と近くの椅子に座らせられた。








「…落ち着きましたか?」

「はい…ありがとうございます。」

「いえ、俺もぶつかってしまいましたから…」


笑顔がとても優しく可愛い。
そして性格まで優しいんだから完璧じゃないか。


「あの…重ね重ね申し訳ないんですけど、職員室って…何処ですか?」

「職員室…?あ、先生さんが居るところですね?えっと、こっちです。」


青年が「ついてきてください。」と席を立った。
僕も続いて席を立ち、ついて行った。
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