第5章 〜 真実 〜
翔 「酔っ払って友達と・・・ってなしでしょ?ふたりとも覚えてないとか言うし・・・。」
和 「ちゃんとも話したんだ。」
翔 「潤くんから話し聞いてにも昨日説教してきた。」
昨日の事を思い出してまたイライラしてきた
和 「説教?」
翔 「そしたらあいつ開き直って
やっちゃったもんはしょうがないとか、愛理ちゃんにバレなきゃいいんでしょとか、
挙げ句に酔っててそういう気分だったとか・・・。
そんな事ばっか言うから。」
和 「・・・・・・。」
翔 「さすがにキレてバカ女って・・・怒鳴った・・・。」
和 「バカ女・・・。」
翔 「だって酔っ払った勢いで好きでもない男とやっちゃうなんて俺には理解出来ない。」
ニノに口を挟ます余裕もない位
一気に話した
そんな俺をニノはなぜか少し不思議そうな顔をして見てた
和 「え?そうなの?」
翔 「そうなの?って何が?」
和 「マジで?」
翔 「??」
和 「そっか・・・。そうなんだ・・・。」
そう呟いてニノはひとりで思案顔
和 「俺、翔ちゃんは気付いてるんだと思ってた・・・。」
翔 「何が?」
和 「気付いてて知らないフリをしてあげてるんだと思ってた・・・。」