第7章 波乱の7月合宿。
「俺だけ見て。他の人のところに行かないで…」
今にも泣き出しそうな切ない声。
私は顔だけで振り向くとリエーフに言った。
『どこにも行かない。リエーフ…すきよ?』
激しい律動が止まる。
「ほんと…?」
『本当。リエーフだけが好き。リエーフは?』
そう聞けば、ぽつり、リエーフが呟く。
「俺だって美優さん、好きです。」
『キス…して?』
そう、リエーフに強請れば唇が触れる。
ちゅっと音がして離れた唇。
『足りない…』
つい、でてしまった言葉に反応するリエーフ。
ちゅっちゅっと啄むように唇を重ねていく。
重なる唇は少しずつ深くなり、いつのまにか深く深く重なり合った。
「美優さん、動くよ?」
ずちゅり。
再び深く穿たれた肉棒が身体の奥、子宮にぶつかった。
『ひゃうっ!』
最奥を何度もなんども刺激され、体が痺れる。
「美優さん、名前呼んでっ!」
熱っぽい声でおねだりされ、私はなんどもリエーフを呼ぶ。
『りえ…ふ、りえーふっ!すきっ…!りえーふすきっ!』
「みゆっ…みゆっ!おれもっ…好きっ…!」
いつのまにか絡み合う右手。
解けないように強く握りしめる。
「みゆっ…イくよ?」
『んっ…奥っ…ちょーだいっ…?』
いつもより深い奥の奥。
ぐりりっと刺激され、膣が締まる。
その締め付けでリエーフも刺激され、リエーフの身体がふるり、震え、じわり、膜越しにリエーフが白濁を放った。