第6章 止まらないモヤモヤ。
だからかな。リエーフにちゃんと気持ちを伝えたくなった。
『ねえリエーフ?私ね、なんで他の女の子に優しくするのーとか、どうしてそんなに優しく笑うのーとか思ったの。』
私がそう言えば、リエーフの顔がふにゃりと笑む。
「嫉妬…ですか?」
うれしそうなリエーフの声。
『…そう。嫉妬。リエーフが他のこと仲よさそうにしてるのを見て嫉妬したの。』
恥ずかしさをこらえそう言うと、リエーフが締まりのない顔で笑う。
「へへっ。俺の作戦大成功っすね?」
もう…憎たらしい。
それでもリエーフが愛おしい。
ふうと息を吐いて私はリエーフに言う。
『次、こんなことしたらこんなんじゃ済まないんだから。』
「さすがに今日のは厳しかったんで気をつけます。」
困ったように笑うリエーフが可愛くて、私もちょっと頬が緩んだ。
「…で、美優さん。俺、そろそろマジできついっす。」
あ、忘れてた。
リエーフの下半身を見れば、さっきかなりの量を出したはずなのにまた上へ向かって勃ち上がり、先からはとろとろと先走りが溢れている。
媚薬の効果、恐るべし。
さすがに鎮めてあげないとな…
そう思った私はリエーフから降り、足の間に移動する。
『今日は私がするね?』
目の前にはがちがちに硬くなった肉棒。
それに両手を添えるとぴくんと手の中で跳ねる。
私は唇を近づけると、先っぽにちゅっと口付けた。
ぺろり、舐め、口に含めばさらに大きくなる肉棒。
先ほど出した白濁の味がする。
苦くて、えっちな味。
口に入るだけ入れ、唇と舌で嬲る。
口に入らない根元は手で扱く。
いつのまにかリエーフの息は荒くなり、小さく声を漏らしていた。
「ね…みゆさ…….でる…からっ…」
『ひーお。ふぁひて?(いーよ。出して?)』
「ああっ…イくっ‼︎‼︎」
甘やかな喘ぎを漏らしながらリエーフは白濁を溢れさせる。
「可愛い…」
そう洩らせはリエーフは少し潤んだ瞳で私を見る。
「美優さん…挿れたい…」
そう強請るリエーフに何時もの余裕そうな表情はない。
私だけを求め、必死になっている。
切なそうな表情に私のお腹の奥のおく。
子宮がきゅんと疼いた。