第6章 止まらないモヤモヤ。
side灰羽
『気持ちいい?リエーフ、いつもより硬い。』
美優さんは愛おしそうに俺の肉棒に手を這わせる。
刺激を加えられるだけで肉棒は大げさにびくり、びくりと震える。
それに加え透明なカウパーがたらたらと溢れ、ぱんぱんに腫れ上がった肉棒を飾るピンクのリボンを濡らしていく。
『リエーフ、出したい?』
美優さんが俺に囁く。
こくこくと首を縦にふると美優さんがにこり、笑う。
『素直でいい子。でも、まぁだ。』
そう言うと美優さんは俺が一番感じる裏筋に舌を這わせる。
「あっ…ぐっ…みゆさ…おかしくなるっ!」
『じゃあ、この質問が最後。
どうしてこんなことしたの?
学校じゃあすぐに私の耳に入るって分かってたでしょ?』
熱くて、気持ち良すぎて、訳がわからない。
『ちゃーんと言えたら、出していいよ?』
俺は苦しさから解放されるため、”この計画の理由”を美優さんに話していた。
「みゆさ…に、やきもち…やいてほし…」
『うん。それで?』
「告られた子に、すきにならないって条件つけて…話したり、メッセ…ジやりとり…した…」
それを聞いた美優さんはピタリ黙り込む。
「ごめ…ごめん、美優さ…」
『じゃあ、リエーフが好きなのは?』
俺の好きな人…
そんなの決まってる。
「みゆさんっ!俺、みゆさんがいいっ!お願い…」
そう、訴えると美優さんは俺の唇にキスを落とす。
『ちゃんと言えたからご褒美…ね?いっぱい出して?』
美優さんはにこり微笑むと、根元を縛っていたリボンを解いた。
それと同時に吹き出す欲。
散々我慢させられた俺の肉棒は大量の精液を長い間吐き出し続ける。
「みゆさ…とまんな……射精とまんないっ…」
びゅくり、びゅくりと吐き出し続ける欲を美優さんは頬を赤く染めながら見つめる。
『全部出して?ちゃんと見ててあげるから。』
そう言いながら、全てを出し切るように美優さんは俺の肉棒を擦り続ける。
肉棒から白濁が出なくなる頃には俺はもうぐったり。
『いっぱい出たね?』
まるで幼子をあやすように美優さんは俺の頭を撫でる。
「ずるい…」
ぽつり、と俺はつぶやいていた。